目も心も離さず、これからもずっと

池田智子60代女性

震災時居住地:東京都

現居住地:東京都

タグ: 地震

東日本大震災が起きた当時は生協の組合員理事をしていた関係で、被災地を訪問させて頂く機会がありました。語り部の方や現地の生協理事さんによる、当時の生々しく悲痛な現地の様子や体験のお話には言葉を失い、その後の風景をバスの窓から見ながら降り立った南三陸の防災庁舎の前では、ただただ流れる涙をぬぐうことなく立ち尽くしていました。その後、何か私たちにできることはないかと、現地の生協理事さんと連絡を取り合い、現地で必要とされていることに応える支援活動を続けました。男性が参加しやすい居場所を作りたいという要望に応えて、2012年には東京と神奈川の生協が共催で「夜のお茶っこ会」を陸前高田市で開催しました。家計簿を付けたいという方が増えてきたという声には、電卓を集めて送りました。「お祭りの手伝い」「東北の商品販売のお手伝い」「買って応援」と振り返れば復興支援のボランティア活動も率先して参加してきたこの10年。それは、仲良くなった現地の被災地支援活動担当の理事さんの言葉がずっと心にあるからです。
「手は放してもいいけど、目は離さないで。」
これからもずっと、目も心も離さずにいたいと思っています。