次は私達だ!

60代女性

震災時居住地:静岡県富士市

現居住地:静岡県富士市

タグ: 地震 津波

あの日、私の住む地域だけ停電になりませんでした。凄い揺れが治まった瞬間にテレビをつけました。東北が凄い事になっている!ヘリコプターで映し出された津波、真っ黒な波が押し寄せ家も車も飲み込んでいく。義母と膝を寄せ合ってテレビの前に釘付けになりました。車が写し出されると、「もっと右へ行った方が良い、違うよ、そっちへ行ったらダメだよ〜」テレビ画面に向かって言葉掛けをしていました。言葉を掛けると言うよりも叫んでいました。怖くて恐ろしくて、でも画面から目を離せなくて泣きながら叫んでいた事を思い出します。私にできる事は募金すること。さっそく募金箱を作って家の電話横におきました。今日のお買い物で余った小銭、お誕生日のお祝いができるおすそ分け、今月の生活費から少しだけ、募金箱には少しずつ貯まっていきました。社会福祉協議会へ何度か寄付をしました。次は私達が助けてもらう番だから、と思いながら募金箱に今日も入れています。あれから10年東北復興は進んでいるようにも見えますがまだまだ人の帰れない町があります。少しでも役にたちたいと思いながら過ごす毎日です。忘れない、忘れたらいけない311です。

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