故郷への思い

シラス30代男性

震災時居住地:埼玉県春日部市

現居住地:埼玉県春日部市

タグ: 福島

私は福島県会津地方出身の者です。
震災があった時、私は埼玉県に住んでおり、私の住んでいる地域も震度5強という、強い揺れに襲われました。地震発生当時、私は自宅の敷地(畑)にいましたが、あまりの揺れに、どうする事も出来ず、近くにあった電信柱にしがみつく事が精一杯でした。

揺れが収まると、真っ先に自宅に戻り、テレビをつけ、震源が東北だという事を知ると、真っ先に思った事は「皆無事だろうか!?」でした。

当時の福島には母や姉、妹がいた為、直ぐに電話を掛けましたが、中々繋がらず、焦りと不安でいっぱいでした。
最初の地震発生から、約45分後の15時半頃、ようやく母と連絡がとれ、そこで全員無事だと聞いた時は、心の底から安心し、気が付けば泣いている自分がいたのを覚えてます。

ですがその後、現実とは思えない程の巨大な津波が私の故郷である福島の沿岸地域を襲い、何度も目を覆いたくなりました。

私自身が被災した訳ではありませんが、大好きな故郷の変わり果てた光景を見るのは、とても辛かったです。そして、今思い出すだけでも、心が苦しくなります。

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