震災当日はフィリピンにいて、ネットで震災の状況を知りました。
その後も数か月間国外にいたため、その時期日本を覆っていた鬱々とした閉塞感についても直接感じる機会はありませんでした。
10年は数字の上では一つの区切りですが、多くの方が、今も、きっとこれからも、筆舌に尽くしがたい痛みを抱えながら、それとともに日々暮らされていること、本当にすごいことだと思います。
どんなに想像力を働かせても、突然大切な人や物や日々の暮らしを奪われた方々の想いを共有しきることができず、もどかしい気持ちもあります。
今の私にできることは限られていますが、これからも思いを寄せていきたいです。
必ず、子どもを連れて被災地に赴き、震災の記憶を伝えていきたいと思います。