街の音

やしき60代女性

震災時居住地:東京都

現居住地:東京都

 1995年1月17日兵庫県宝塚市に住んでいました。突然の強烈な光で目が覚め、すさまじい揺れになぜか「ゴジラが家を揺さぶっている!」と思いました。阪神・淡路大震災でした。震災後は半年でインフラが戻り、見た目だけであっても1年で街が復興しその早さに驚きました。その後東京に住み、東日本大震災では微力ですが、被災地支援の活動に参加しました。2011年12月に宮城県表浜の炊き出しに初めて参加した際には、阪神・淡路大震災との被害の違いを実感しました。津波の発生、原発事故、被災の大きさと広さ、復興や住人が戻るむずかしさです。1995年1月21日に徒歩と一部開通していた路線を使って職場の被害確認に向かった私は、大阪駅を経由する必要があり、普段通りの大阪の街や人の「音」の大きさにびっくりしたことが忘れられません。東日本大震災の被災地では風の音を感じましたが、喧噪が無くなっていました。人が住み行き交い、色々な音がする街に戻ってほしいと強く思いました。現在、仕事の上でも広域避難されている方々と接する機会が増えました。お役に立つには力も経験も全く足りませんが、できることを精一杯頑張っていきたいと思っています。

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