もう2年近くたつかもしれません。記憶の片隅にあった出来事が、このサイトを見て思い出しました。勤め先の受付に問い合わせに来た東北方面の方言で話すお婆さん。出身を聞いたことがきっかけで原発事故を原因とした広域避難者であることが分かりました。
東京の家族に身を寄せ、福島に帰ることができないうえ、地元の友人知人とも連絡がつかない日々を過ごされているという。そこで、伝手を頼りに調べた広域避難者連絡会を伝えたり、私の職場の電話番号も渡しましたが、お婆さんからの電話は未だ鳴ることが無くいまに至ります。
あれからどう過ごされているのでしょう。。。コロナ禍で外に出ることも叶わない状況かもしれませんが、寂しい思いをされていないことを切に願っています。