命を守るために

石木田裕子60代女性

震災時居住地:宮城県宮城郡七ヶ浜町

現居住地:宮城県宮城郡七ヶ浜町

タグ: 宮城 地震 津波

2021年2月13日23時7分頃、東日本大震災の余震といわれる最大震度6強の地震が発生した。地響きのような音から揺れが激しく長く、10年前の震災の記憶がよみがえった。この時は名取市におり、近くに川があったが「津波の心配なし」との報道に避難しなかった。非常持ち出し袋は側に置いた。そして、翌3月20日18時9分頃、またもや震度5強の地震。この時は、七ヶ浜の自宅におり、火元確認し津波情報を待たずして高台へ避難した。駐車場はまだ数台だったが、「津波注意報」発令で続々と避難する車で埋まった。身内や知り合いに安否確認をしたが、高台へ避難した人はいなかった。停電にならず「注意報」「垂直避難」で家に留まったのだろうと思うが、もしも、もしも「津波の心配なし」が誤報だったら、と思った。10年前も津波は5~6mから10mを超え、想定外の津波で避難が遅れて犠牲になった人もいたと聞く。情報を過信することなく、直ちに避難することが命を守ることにつながることは言うまでもない。このたて続けの地震は、東日本大震災の風化への警鐘ではないかとも感じている。そのためにも、備えよう!命を守るために。

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