10年で変わったこと

キッコリ30代男性

震災時居住地:岩手県大船渡市

現居住地:岩手県大船渡市

タグ: 岩手

震災前の私は自分のやりたいこともなく、お世辞にも世間の評判がいい人間ではなかった。震災が起きてからしばらくも同じような状況でいたが、同級生の地域を思う活動に触れ、外から支援に来ていた方々の活動に触れ、自分自身が被災者を支える活動に参加するようになっていった。その頃からか、「自分を必要としてくれる人もいるんだ」と思うようになり、「自分を必要としてくれる場があるのであれば全て参加しよう」と思うようになっていった。その思いは今も変わらないでいる。

10年が経つ中で、仕事として誰かを支援していくことになり、生涯の伴侶と私たちの未来そのものともいえる子どもが生まれるなど、自分の環境にもさらに大きな変化があった。この10年が私に与えた変化は、自分たちが暮らす町を自分たちで創っていきたいと思えるようになったこと。誰かに必要とされるのであれば微力だとしても関わりたいと思えるようになったこと。

他の人にすればなんてことはないかもしれないけど、自分にとっては大きな変化で、今もこれからも続いていく生き方になっていくと感じている。またいい変化があることを楽しみにしながら、今できることを頑張っていきたい。

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