「忘れないでいること」

滝井元之70代男性

震災時居住地:石川県穴水町

現居住地:石川県穴水町

もう10年になりますね。あの大震災があった5月5日に初めて宮城県七ヶ浜町を訪れました。多賀城市から七ヶ浜町に向かうとき、目の当たりにした風景は今でもはっきりと思い出すことができます。私の活動は能登半島地震での体験・経験を被災された皆さんにお話しし、皆さんのこれからの生活に役立ててもらうことだったのですが、被災された方たちの、どれだけ近いところに行けるかとても不安でしたが、心いっぱいお話ししてみました。七ヶ浜町ではとても多くの被災された方や活動するスタッフやボランティアの皆さんにお会いしましたが、縁があって七ヶ浜町の方と今つながりを持ち続けることができています。私たちのできることは本当に限られていますし、関わることができる方も本当に限られた方たちです。でも、それぞれに繋がりを持って「忘れないでいること」「つながっていること」が、もしかしたら被災された方の一番の力になるのではないかなと思っています。これからも元気でいられる限り、「思い」を届け続けたいと思っています。

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