あの日を忘れない

50代女性

震災時居住地:岩手県大船渡市

タグ: 岩手

あの日から10年。これまで長かったような、短かったような・・・
海に近いところにあった私の実家が流されたので、我が家でみんなで過ごしたことを思い出します。あの日近辺は電気もガスも水道も止まって、本当に原始的な生活でした。水が出ているところに汲みに行ったり、ちょろちょろ出ている水で食器を洗ったりもしました。
10年経った今でも、大きい地震がくると怖いですね。

老人ホームに入っていた92歳の祖母が震災の被害にあって亡くなりましたが、遺体も上がって「ありがとう」を言うことが出来ました。まだ遺体が上がらない方も多くいて、なんとも言えない感情になります。

あの日から、日本だけでなく世界中からたくさんの支援をいただきました。とても感謝しています。また、色々な出逢いもありました。その出逢いがあったからこそ、今の仕事につながっています。

あの日から10年。私もばあちゃんになりました。孫は地震のことも津波のことも何も知らないで大きくなっています。海から近い所に住んでいるので、「大きな地震の後には津波がくるかもしれないので高い所に避難する」など、そういう考えを持てるように教えてあげたいと思います。

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