幸せとは。

ちっち20代女性

震災時居住地:宮城県宮城郡七ヶ浜町

現居住地:宮城県宮城郡七ヶ浜町

タグ: 宮城 地震

震災から10年。

10年という数字に時の早さを感じます。震災後、中身は空っぽですが、残った家を直してそこに今でも家族と住んでいます。今は何不自由なく暮らせていて、生活の中で震災を思い出すことはほぼありません。もちろん忘れたわけではありませんが、あの時の大変さを感じずに普通に楽しく過ごせるのは、ある意味幸せではないかと思います。

3月11日は毎年大抵仕事なので、その日は必ず会社の朝礼で黙祷を行います。約1分間、唯一私が震災を思い出す時間です。

避難所で食べたわかめご飯、たまにしか入れない自衛隊のお風呂、泥だらけの家、仮設住宅での生活、家に戻るまでの約1年、大変なことはたくさんありましたが、たくさんの方々の支援があって今こうやって普通の生活ができています。特に1番近くで助けてくれた友達にはとても感謝しています。その友達がいなかったら私は避難所生活を乗り越えられなかったかもしれません。

そんな友達と10年経った今も変わらず関係性を築けているのが、何よりの幸せなんだと思います。

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