愛のナイアガラ

阿部和明60代男性

震災時居住地:岩手県陸前高田市

現居住地:岩手県陸前高田市

タグ: 岩手

震災で店は全壊。市内の空き店舗で再開し仮設商店街での営業を経て、新しい市街地に本店舗を再建した。

お客さんや足を運んでくれる人たちと記念撮影の際にカラフルな紙テープシャワー(ナイアガラ)でもてなしたり、寿司を握るだけでなく、語り部のようにいろんな話をしてきた。縁があって、自転車で日本1周する若者たちとも出会い現在まで交流が続いている。店を支えているのはお客さんと従業員の存在。最近、fecebook にアップしてきたナイアガラの写真を一つの映像にまとめてくれた方がいて、それを見ると、みんなびっくりしたり飛び切りの笑顔だったり自然な表情が写っていて素敵な映像だった。やり続けることは大事なのだと感じた。ただ、コロナの影響もあり、今、店を再建した中で当初のように「これからがんばって稼ぐぞ(働くぞ)~」と思えている人が何人いるだろうか。

この10年間の復興・まちづくりが成功なのかどうかはわからない。今後いろんな意見や見解も出てくるかもしれない。でも、ここまでこうやって進んできたことを、しっかり残して見えるかたちで伝えていく必要がある。そのためにも、まちがまちとして続いてくことが大事だと思う。

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