宮古の『カッコいい大人』に、僕もいつか!

吉浜知輝20代男性

震災時居住地:岩手県

現居住地:岩手県宮古市

タグ: 岩手 津波

あの日は、小学校の卒業式の1週間前、体育の授業をしているときだった。僕は津波を見ていないし、山側に住んでいたから被災していない。高校生の時に地域活動を始めたのは、友達がお父さんを津波で亡くしたことを知ったからだ。その頃から、津波の映像をずっと見ていた時期があった。被災をしていない自分への焦燥感と共に、この地で亡くなった人がいること、生かされた身であるので「自分、明日頑張らなきゃ」と思った。
僕の人生においてそこが起点となった。
ひとつ思うのは、震災があったから地域の課題が浮き彫りになったり、目を向けられたこともあり、地域を変える大きなきっかけになっているということ。そして、その時に泥臭く、本気で戦う大人たちを見たこと。いまの子ども達に伝えたいのは、このカッコいい大人たちが旗振りをしてくれたお陰で今の地域があるんだよ、ということだ。ロールモデルであり、伝えていきたい文化でもある。
地域に足りていない部分は、僕たちが吸収して循環させていかなきゃという危機感を感じる。外からの視点も含めて、新しい要素を生み出したい!地域と外を繋ぐハブになりたい!そのための仕組み、システムを作りたいと思っている

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