阪神・淡路大震災から四半世紀が経ち、様々な経験が積み上げられたにもかかわらず、10年前の東日本大震災の悲劇は起きました。
これまでのように「災害を振り返り、学び伝える」「復興する」一辺倒ではなく、「災害に向き合い、創造し、変革する社会を育む」時期に入ったと思っています。
とくに子供たち若い世代に、次にやってくる大規模災害に向けて「体験を語る」から、「防災・減災への取り組みを語る」ことに軸足を移して、「考える力、助け合う想い」を伸ばし、悲しみを増やさないような次の10年にしたいです。
これまでの活動、災害伝承や防災教育の在り方を自分なりに検証して、そのための「防災・減災教育」を学びなおしています。また一からのスタートです。