自分の言葉で発信していくこと

なべしま20代女性

震災時居住地:福島県福島市

現居住地:東京都

タグ: 福島 原発事故

中学校の卒業式が終わり、両親とくつろいでいる時に被災しました。
幸いにも家族や親戚に被害はなく、進学予定の高校が仮設校舎になったくらいの被害で済みました。(3週間近く断水はしましたが。)
当時は、自分自身が被災者と思うことはなかったです。私よりも大変な思いをしている方がたくさんいたからです。

大学進学を機に大阪に引っ越した際に、震災当時のことを知らない方の多さに驚きました。
福島産のものは避けている方がいたり、放射線の影響を間違って解釈されていたり、正しく伝えることの難しさを感じました。
一方で、当時の話を聞かせてほしいという方もいました。しかし、津波の影響がない地域だったこともあり、「私が震災のことを語ってもよいのか」という葛藤がありました。いつしか震災の話をすることはなくなり、心の中に留めておこうと思うようになりました。

職場の先輩からの紹介で、2019年のJCNユースダイアログに参加しました。
同じ年代の方が、自分の言葉で震災を語っている姿に胸を打たれました。
ぜひ、当時や今の思いを発信していくことを続けてほしいです。また、私自身もできることからしていきたいと思います。