“被災体験を役立てたい”

山野目久子60代女性

震災時居住地:岩手県

現居住地:岩手県

タグ: 岩手 地震 津波

私は被災者であり、支援者でもあります。主人の実家は全壊でした。大船渡から宮古まで被災地の現状を目の当たりにしながら、実家に行きました。被災地で生き残った人たちにはそれぞれのドラマ、想いがあります。10年経ち、ハード面、復興住宅などは整備されたけど、被災の想いは消えていません。未だに話したくないひと、画面も見たくない人が多いです。10年だから何?という人もいます。家族を亡くした人は、その悲しみが消えるものではないからです。

母と子の虹の架け橋に関わったのは、『自分にできること』というお手伝いの想いから始まりました。その想いは今も変わりません。震災が起きたことで自分たちが住んでいる環境や町について考えようという思いは強くなりました。人と人とのつながりも強くなったと思います。今後、災害が起きた時に、力になるものは学べたかなと思っています。

いま、支援センターに来ている子ども達は震災を知らない子が殆どです。
そのうえで私たちが伝えたいのは、自然の力には絶対に勝てないということ。
津波だけでなく、台風、雪、などの自然災害もそうです。
被災地の団体としても、今後に役立てることを残していきたい、と思っています。