あの日から10年

あの日から10年 匿名

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あの日私し達は何んの前触れも無く突然に未曽有の災害に見廻れる

型のある物は壊れ………心までが壊れてゆく

この先どうやって生きて行こうか。ただ呆然としていた。パソコン開き東京で住宅を供給する事を知り急に申し込みをした。920番のナンバーを頂き4・5日で当選が分った急いで東京へ都庁でカギを頂きまだ新しい都営住宅に入居することになった。

賑やかな東京の小さな部屋で生きて行く。

赤十字さんによる必要な家電等も寝具も準備されていた。やさしさに涙しゆっくり寝んだ不自由もあまり感じずに生活し半月位過ぎた

先ずは現場に行き部屋の整理と不動産へ行き契約解除をし照明器具の落ちた店舗に行き締るつもりで行ったが32年もの思い出の詰ったこの店はお客さん友人、地域の奥様達にも締ないでの声に何んとか月に一週間?10日になるか出来る限り開けることゝした

それから月に一度1週間位~10日位を開店する事になり深夜バスで往復し8時~5時迄営業する。朝早くワンちゃんの散歩で寄りコーヒーを又スーパーに買物に行く途中に寄ってくれる方……お昼頃になると手作りをし皆んな持ち寄りおしゃべりとお茶を楽しむ。ただこれだけで皆んな幸せな店32年の営業年月はそれだけて離れがたく7年間通った。3年前私しも後期高齢者に成り閉店セールをしすべての店の備品を30年以上も通い続けてくれた皆さんにプレゼントをし涙しながら店を閉めて来た

私しの人生の中では一番濃く忘れがたい経験でした。こんな経験もあの日10年前のあの日があったから…より一層素的な思い出になったのかも知れない

そして今思う事は 

“誰しもが人生順風満帆では生きられない〟

今は世界中で目に見えないコロナウイルスに怯えながら生きている。