3.11の被災者は何度も分断され生きてきました。

3.11の被災者は何度も分断され生きてきました。  3.11ボランティアスタッフとして 東北人.S

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これまでの10年間被災された皆様は、何度もコミュニティーを分断され
その度、乗り越えてこられました。
今は、追い打ちをかけられる様にコロナ自粛の中で分断を余儀なくされております。
(他区へ移られた方々はコロナ自粛のため参加中止になる)

コミュニティーは東北人にとって暗黙知の中で育まれてきた宝なのです。

突然災害に襲われ、代々続く土地、築き上げた人間関係の歴史、全べて
身ぐるみを剥がされ放り出されたのです。
〝人間の魂がもっとも帰りたがる場所〟ふるさとを失い、
10年経ったからといって内側の精神の損傷は元に戻るものではありません!!

「来らっせ」は「ここに来れば仲間が居る、1人ではない」〝つながり〟を確認できる所
両手を広げ温かくお迎えして、顔色・身体の様子を観て、何げない会話からその日の調子を読みとり、つなげる。
短時間ですが、日頃の孤独、不安を忘れ、共に楽しくすごし、次回の再会を約束して帰っていただく。
ただ、それだけのことだが・・・・・とても大切な刻。

今年89才を迎えられる3人を含む1人ぐらしの独居の方々は1日中1人で過ごされております。
これからの10年は老いは加速し、日常の生活も困難になってくるでしょう。
集いに来る日を記憶し、行動に移し、歩行し、会話する。
この一連の行為は認知機能を維持し、生きる意欲につながるのです。
これからの10年が要です。被災されたすべての方々を孤立させてはならないのです!!

国や自治体は10年という一区切で打ち切ることなく
被災者と共に歩むことを選択して下さい!!

コロナ自粛の中、安否確認・孤立をふせぐため検討し設定し動かれた社協の皆さん
ボランティア協力者の皆さんの思いをお汲み取り下さい。

やっと10年、これから10年、マダマダその先も 形骸化することなく 継続することを望みます。

対人格を大切にその人がその人らしく生きられるために寄り添いながら
他方で続行を要望してまいります。
支援される側、支援する側ではなく、共に生きるをモットーに支えあいましょう。
                 人生は幸せになるためにあるのだから